緊急避妊薬の調剤が対応可能な薬剤師及び薬局に関する留意事項について

オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤に関する研修修了者に対する、調剤対応体制の構築、異動等に係る名簿の修正等対応については、先般ご依頼したところですが、今般、厚生労働省医薬・生活衛生局総務課より、同研修を修了し、オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤に対応可能な薬剤師及び薬局に関する留意事項が示されました。

留意事項通知全文(日薬通知)

本留意事項は、薬局での対応に関する体制整備や名簿の取扱いに関するものです。

つきましては、研修修了者が所属する薬局におかれましては、

①緊急避妊薬の備蓄ならびに地域で必ず調剤に対応できる体制構築を確実に行うこと

②研修修了者の異動・退職などにより薬局の対応状況に変更があった場合には速やかに修了証を発行した都道府県薬剤師会に連絡し名簿の修正を行うこと

について、ご対応をお願いいたします。
 
また、地域で緊急避妊薬を必要とする患者への対応のため、留意事項にもあるとおり、今一度地域の産婦人科医やワンストップ支援センターの連絡先等を把握するほか、全国共通短縮番号(#8891)の活用等、適切な患者対応を行うための地域での関係機関との連携体制の確保につきましても、研修修了者への周知徹底をお願い申し上げます。
 
なお、緊急避妊にかかる対面診療が可能な産婦人科医療機関等の一覧、ワンストップ支援センターの一覧のほか、患者への説明を行う際に使用する情報提供書等および薬局の対応状況を変更する際の届出様式等について、日薬ホームページに掲載されています。(本会ホームページからもリンクしています。こちらからご確認ください)